Surface StudioとiMacのスペック比較!液タブ派には魅力的だが高いぞ

   

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Microsoftから一体型デスクトップPC「Surface Studio」が発表されました!

デザインやスペックはiMacにかなり近く、両者とも自社でOSを開発していることを含めて格好のライバルモデルとなりそうです。

日本での販売価格などは発表されていませんが、アメリカ向けモデルのスペック&価格情報を元に比較してみようと思います。

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Surface Studio

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「Surface Studio」は、Surfaceシリーズ初となるディスプレイ一体型のデスクトップPCです。最大の特徴は、4,500×3,000という高解像の液晶でタッチパネル&ペンが使用可能ということです。

液晶付きペンタブレット(通称「液タブ」)はイラストレーターや写真編集などのクリエイターに需要があります。高解像度な液晶を搭載したモデルは液タブのみ(PCが別途必要)の割に中々に高価ですし、このクラスの高解像度なモデルは私の知る限りありませんでした。

写真にあるように画面を寝かせることができるので、ペンで描く場合にも使いやすくなっています。

画面比率は 3:2

ディスプレイは、Surface Pro 3/4やSurface Bookが採用してきた縦横比[3:2]です。A4などの紙の比率は[1.41:1]でかなり近く、A4見開きやB4見開き(つまりA3やB3)を実物大表示できるという強みがあります。一方で映像系はほとんど[16:9]。4,500×3,000で表示させても4,500×2,531になってしまうのでもったいないです。

映画ではシネマスコープ(2.35:1)の作品もあり、Surface Studioでは上下に大きな黒い帯が入ることになります。動画の編集作業をする人にはあまり向かない画面かもしれません。

iMac

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iMacもクリエイターに人気ですが、こちらはペンタブレット機能もタッチパネル機能もついていません。

macOSでペンタブを使おうと思うと、液タブを別途購入してMac ProやMac miniに接続するか、iMacに液晶無しペンタブレット(通称「板タブ」)を接続するかのどちらかになります。

ペンタブ機能の有無以前にOSが異なるので出発点がまるで異なりますが、iMac上でもWindowsは動かせる(BootCamp)のでWindowsユーザーの場合は根本的問題ではないかもしれません。

タッチパネル機能を積極的に推進するMicrosoft/Windowsと、タッチパネル用に最適化したのがiOSでありmacOSにタッチパネルは不要だとするApple/macOSという構図なので、今後もiMacにタッチパネルやペンタブレット機能が搭載される可能性はかなり低いと思います。

画面比率は 16:9

iMacの画面比率は、一般的な 16:9 です。動画編集をする場合には向いているかと思います。

そもそも映像作品が正方形からどんどん横長になっていったのは、人間の視野が上下より左右に広いからです。作業の内容を問わず、上下に首や目を動かすよりも、左右に動かす方が楽ですし、大きな画面ではそれがより顕著になります。

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スペック比較

まずは全体のスペック一覧から見てみましょう。

Surface Studio iMac 5K
CPU Intel Core i5
(Skylake)
Intel Core i7 (Skylake) Intel Core i5
(Skylake)
未発表 3.2-3.6 GHz 3.3-3.9 GHz
GPU NVIDIA AMD Radeon R9
GTX965M 2GB GTX980M 4GB M380 M390 M395
メモリ 8GB 16GB 32GB 8GB
16GB(+0)
32GB(+0)
ストレージ 1TB SSHD 2TB SSHD 1TB HDD 1TB SSHD 2TB SSHD
OS Windows 10 Pro macOS Sierra
 ディスプレイ 28インチ
3:2 (=27:18)
4,500×3,000
13.5 万画素
画素密度 193 ppi
27インチ
16:9 (=32:18)
5,120×2,880
14.7 万画素
画素密度 210 ppi
タッチパネル 10点マルチタッチ
ペン
無線LAN
(Xbox Wireless)
11ac
(○)
11ac
(-)
ギガビットイーサネット
Bluetooth
USB 3.0 4 4
Thunderbolt 2 2
mini DisplayPort 1 2 (↑と共用)
SDカード
オーディオ 3.5mm 3.5mm
カメラ 5Mピクセル
1080p
720p
画面サイズ 幅637×高439×厚12.5 mm 幅650×高516(スタンド含む) mm
本体サイズ 幅250×奥200×高32 mm スタンド奥行き:203 mm
重さ 9.56 kg 9.54 kg
米国価格 ,999
(約31.5万円)
,499
(約36.8万円)
,199
(約44.2万円)
,799
(約18.9万円)
,999
(約21.0万円)
,299
(約24.2万円)
日本価格 未発表 未発表 未発表 178,800円 198,800円 228,800円

Surface Studioは画面を寝かせられるので、サイズは画面と本体で分かれています。写真で見る限り画面を立てたときの全体の高さはiMac 5Kと同じくらいのようです。本体(Surface)/スタンド(iMac)の奥行きも同等なので、机の上で占めるサイズはほぼ同じですね。Surface Studioで画面を寝かせるなら、手前は広く空けておく必要があります。

価格帯はSurface StudioがiMac 5Kを完全に上回っていますね。

ディスプレイ

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解像度はiMac 5Kの方が上回っています。Surface Studioに比べて縦方向は4%(120ピクセル)小さいですが、横方向は13%(620ピクセル)大きいです。

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物理的な画面サイズです。一応Surface Studioの方が1インチ大きいですが、iMac 5Kの方が幅があります。アスペクト比の関係上、動画を再生するときはiMac 5Kの方がやや大きく表示されます。

グラフィック性能

Surface StudioはNVIDIA製グラフィックチップ、iMacはAMD製グラフィックチップを採用しています。メーカー違いかつ若干設計思想も異なるので単純比較はできませんが、だいたい以下のようなスペック順です。

980M(S) > M395(M) > GTX965M(S) ≒ M390(M) > M380(M)
S:Surface Studio,M:iMac 5K

つまり、iMac 5Kに搭載されているグラフィックチップをやや上回る性能のチップが搭載されているということです。

ただ、いずれも「M」の付くノートPC向けグラフィックチップです。デスクトップ向けと比べてしまうと、この中で最高性能のGTX980Mでも、2万円台で買えるGTX1060に劣る性能です。高度なGPU性能を求められる作業をするなら、これらの一体型PCよりも自作やBTOのPCを買うべきだと思います。

価格比較

ほぼ似たスペックのモデルで価格を比較してみましょう。Surface Studioの下位モデルとiMac 5Kの中間モデルがほぼ同等の構成です。主な違いを表にしました。

Surface Studio iMac 5K
CPU Intel Core i5
(Skylake)
Intel Core i5
(Skylake)
未発表 3.2-3.6 GHz
GPU NVIDIA AMD Radeon R9
GTX965M 2GB M390
OS Windows 10 Pro macOS Sierra
ディスプレイ 28インチ
3:2 (=27:18)
4,500×3,000
13.5 万画素
画素密度 193 ppi
27インチ
16:9 (=32:18)
5,120×2,880
14.7 万画素
画素密度 210 ppi
タッチパネル 10点マルチタッチ
ペン
Thunderbolt 2 2
mini DisplayPort 1 2 (↑と共用)
カメラ 5Mピクセル 1080p 720p
米国価格 ,999
(約31.6万円)
,999
(約21.0万円)
日本価格 ¥198,800

簡単にまとめると、タッチパネルとペンが使えるようになり、Thunderbolt 2が無くなり、,000(約10万円)アップということですね。

まとめ

液タブが欲しい人にはなかなか魅力的な製品だとは思いますが、価格はかなり高額ですね。

OSをさておきスペックだけで見ると、ペンタブ機能に10万円払えるかということみたいですね。

ただ、PCとして見ると価格の割にグラフィック性能や拡張性には難がある印象。Microsoftがやってくれるとはとても思えませんが、PC機能の無いただの液タブとして発売してくれればさらなる需要を受け止められそうですね。

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