[エクセル中級] 表に交互に色をつける(条件付き書式,非テーブル)
2018/10/03
Excelで表を作ったはいいけど、なんだか見づらい。そんなときは表の行に交互に色をつけてみてはいかがでしょうか?
参考:テーブルにしない理由(読み飛ばしても構いません)
表に交互に色をつけたい場合、Excelには「テーブル」という機能があります。これはこれで便利なんですが、今回のように単に色を付けたいだけの場合には問題があります。
テーブル機能には「見出し」が必須になっていて、テーブルの作成時に「先頭行をテーブルの見出しとして使用する」かを聞かれます。
ここでチェックすると、横に結合していたセルが分割されてしまいます。
チェックしないと、列1~列6という無駄な行が追加されてしまいます。
この機能ではダメというわけではありませんが、例えば「印刷して他の人に見せるのに分かりやすくしておきたい」といった場合には適しませんね。
条件付き書式
色の塗り分けは、「条件付き書式」という機能を使って実現します。
リボンメニューの[ホーム]→[条件付き書式]→[新しいルール]とたどります。
ルールの種類は「数式を使用して、書式設定するセルを決定」、数式は=MOD(ROW(A1),2)=0と設定します。
この数式は「行番号を2で割った余りが0(=行番号が偶数)なら書式を適用する」という意味になります。
書式では、偶数行に適用したい書式を設定します。塗りつぶしで淡い色を選ぶと見やすいと思います。設定してない書式は変更されません。