コマンド内演算

演算結果をコマンドの引数として与えます。

min := 3
MsgBox, % min * 60 "秒"

結果:「180秒」と書かれたメッセージボックスが表示される

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記法

コマンドの引数に% [演算内容]の形式で演算内容を与えます。

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使い方

例えば、ループ文において

fuga := hoge * 3
Loop, %fuga%
	...

と書く代わりに、

Loop, % hoge * 3
	...

と書くことができます。

利用できる場所

コマンド内演算が利用できる場所は限られています。

基本的にはコマンドの最後の引数に利用できます。そのため、コマンドの最後が Text になっていることが比較的多くなっています。

例外

MsgBox の引数 Options は、途中であるにもかかわらず、コマンド内演算が利用できます。

info := 0x20
yes_no := 0x4
MsgBox, % info + yes_no, タイトル, メッセージ

exc

文法的にはコマンド内引数を使っても矛盾はないはずなので、バージョンアップによってコマンド内引数が利用できる場所が増えるかもしれません。

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